>ホーム

気になるペインクリニックって?<医療note>

ペインクリニックの対象となる症状

top bottom

MENU

気になるペインクリニックって?<医療note>
対象となる症状は?

対象となる症状は?

「痛み」と一口にいっても色んなものがありますよね?ここではペインクリニックの対象となる痛みの種類を詳しく紹介していきます。

運動器に生じる痛み

多くの人が抱えている痛みといえば「腰痛」ですね。腰痛の原因は様々です。ぎっくり腰でいきなり痛みを感じることもあれば、ヘルニアや腰椎分離すべり症、仙腸関節障害、腰椎椎間関節症など、人によって痛みの原因は違います。
「首痛」に悩んでいる人も多いでしょう。首の後ろが痛い、上を向いた時に痛い、頚椎に障害がある、むち打ちなど、こちらも原因は様々です。
最近は「坐骨神経痛」を理由にペインクリニックに訪れる人も増えています。腰から足に向かって伸びている坐骨神経が圧迫されて炎症を起こすことで痛みが発生するものです。お尻や太もも、足などの部位に痛みや痺れを感じます。なお、坐骨神経痛は病名ではなく症状を指す言葉であり、症状を抑えるためには原因となっている病気を見極めた上で適切な治療を施す必要がありますよ。
高齢者に多いのが「膝痛」ですね。膝痛のほとんどは変形性関節症によるもので、加齢による筋力低下で膝関節の軟骨がすり減り、炎症や変形に伴う痛みが発生します。
肩こり、五十肩、肩腱板損傷、頚椎症性神経根症などの「肩痛」もペインクリニックの対象となりますよ。
その他には「椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」「頚椎症性神経根症」なども主な症状として挙げられます。

神経痛

神経痛の代表的な症状としてまず挙げられるのが「三叉神経痛」です。顔の感覚を司る神経に異常が起こり、針を刺されたような痛みを感じます。痛みを感じる時間は数秒から数分程度ですが、しばらくしたらまた痛みが発生します。
次に「帯状疱疹関連痛」です。子どもの頃に水疱瘡にかかった人も多いですよね?帯状疱疹は水疱瘡が治った後もウイルスが体内に潜んでおり、ストレスなどが原因で免疫が下がっている時に発症するものです。後遺症のように数ヵ月から数年痛みが続くこともあるので、早期の発見・治療が必要ですよ。

頭痛

多くの人が悩んでいる「片頭痛」。片頭痛の原因は様々で、ストレスや睡眠不足、飲酒、生理などが関係しています。片頭痛は特に女性に多いようですね。
「緊張型頭痛」に悩んでいる人も多いです。頭が締めつけられるような痛みを感じるもので、パソコンによる長時間の作業、精神的なストレスなどが原因として考えられます。
20~30代の比較的若い男性が発症しやすい病気が「群発頭痛」です。毎日ほぼ同じ時間に片目の周囲や奥側に強い痛みが生じる人は群発頭痛かもしれませんよ。